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癌(がん・ガン)・キーワード・症状・検査・療法・転移・再発・抗癌剤・疼痛緩和など



    癌&癌のキーワードにようこそ! 癌&癌のキーワードでは、気になる癌や気になる癌の関連キーワードから

    お知りになりたい事が、ストレートに分かる様にご覧頂きたいという願いで、 
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    表で掲載致しました。癌&癌のキーワードから少しでも貴方や、貴方の大切な方のために何かの足し、何かの

    御参考になることがあればこんなに嬉しい事はありません。癌&癌のキーワードは、気になる様々な癌について、

    分かり易く、速く、情報を得て頂けますように、願っております。癌のキーワード一覧表ではすべてのキーワードを

    掲載しているわけではありませんので、どうぞ本文からもキーワード以外の情報も得て頂けます様にお願い申し

    上げます。




    
ご紹介させて頂いております癌(ガン)と、その他の情報の一部です。


頭頸部 脳腫瘍 上顎洞癌 舌癌 咽頭癌
喉頭癌 甲状腺癌 食道癌
胸部 肺癌 乳癌 縦隔腫瘍
腹部  胃癌 肝癌 胆嚢癌 胆管癌
膵癌 腎癌 膀胱癌 大腸癌
生殖器 外陰癌 膣癌 子宮頸癌 子宮体癌
子宮肉腫 卵巣癌 卵管癌 絨毛癌
前立腺癌 精巣腫瘍
全身性 神経芽腫 骨腫瘍 皮膚癌 多発性骨髄腫
急性白血病 慢性リンパ性白血病 悪性リンパ腫
成人T細胞白血病 慢性骨髄性白血病
その他 抗癌剤 転移・再発 疼痛緩和ケア ターミナルケア
腫瘍マーカー


      
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癌(ガン)の悪性度と癌(ガン)の病期


    一般に食道、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、肺に発生する癌は予後不良、乳腺、甲状腺、子宮、膀胱に発生する癌は

    おとなしいというザックリとした、見方があります。胃癌(胃ガン)、大腸癌(大腸ガン)、卵巣癌(卵巣ガン)も周囲

    臓器への浸潤や、遠隔転移が無ければ、高い生存率が期待できる。肝臓癌などでは予後不良なのは、合併する

    肝硬変症の存在が有るとしている。

    このように、癌の実際では、色々な条件や環境がからみます。その様な中で、癌そのものについては、その病期と

    悪性度の分類方法があります。

癌の悪性度(grade)と癌の病期(stage)は日本国内では様

々な癌取り扱い規約で詳細に決められております。


国際的にはUICCによって取り決められているTNM分類

があります。病理診断はこれらの基準によって取り決められ

ておりますが、癌の性格、悪性度、進展度などは世

界のどこで診断されても分かる様になっております。(胃癌

の臨床と研究は日本は世界をリードしているといわれます。

日本の「胃癌取り扱い規約」は英語に翻訳されて世界中で使

用されております。日本の「癌取り扱い規約」とTNM分類

との整合性も図られており、日本国内の分類がそのまま世界

に通じるように工夫もされております。)



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身近でよく経験する癌の話


    癌今一番恐ろしい病気は癌といっても過言ではありません。勿論、病気はどれも歓迎すべからざるものでは

    有りますが、癌ほどその響きの悪いものはありません。私の周りにも癌に罹患し、亡くなられた方がとても多くて

     、あるいは癌の手術をした方、癌の闘病中、進行癌でなすすべのない方もおられます。何故このように癌が増え

     たのでしょうか?





    
癌の特徴の一端

癌細胞は正常細胞よりサイズが大きく、特に核が大きくなるのが

特徴で、核はヘマトキシリンによく染まります(核の過染性)。

又癌細胞は形は不ぞろいで、細胞が活発に増殖するため、核分裂

像が見られる頻度も高く、しかも異常核分裂が確認されます。癌

細胞は正常細胞に見られない独特の構造の異常があり、良性、悪

性の手がかりも、そんなところからも得られます。癌の栄養は概ね

ブドウ糖である事、知識が有るだけでも予防できる癌もあり、早期

発見する事でほぼ100%治癒する癌、あるいは癌の治癒率の大

きな向上、抗癌剤の効く癌、抗癌剤の効かない癌癌の疼痛緩和、

癌の検査機器の格段の高性能化、癌を取り巻く環境も大きく変遷しています。我が国の内視鏡技術は世界一と

いわれております。癌にも様々な性質があります。早いうちから転移浸潤する癌、ゆっくり成長しあまり転移しない

癌、再発し易い癌もあります。転移し易い癌には乳癌(乳ガン・乳がん)(転移先・浸潤先/肺、肝臓、脳、骨)、骨肉腫

(転移先・浸潤先/肺、肝臓、脳、骨)、卵巣癌(卵巣ガン・卵巣がん)(転移先・浸潤先/子宮、大網、大腸、腹膜)、

膵臓癌(膵臓ガン・膵臓がん)(転移先・浸潤先/十二指腸、胆管、肝臓、血管、神経、腹膜)、メラノーマ(リンパ節)、

スキルス胃癌(腹膜)などがあります。再発し易い癌としては肝臓癌(肝臓ガン)、膵臓癌(膵臓ガン)、食道癌(食道

ガン、食道がん)
膀胱癌(膀胱ガン・膀胱がん/癌組織の切除術のもの)、直腸癌(直腸ガン・直腸がん/肛門機能を

残す手術の場合)などがあります。




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術中迅速診断


術中迅速診断は病理医が行う重要な任務です

。手術中に取り出されて病変組織を、5〜1

0分程度の時間で、患者さんが眠っている時

間に組織診断します。手術前に、生検し難い

難しい事情のある部位などの、手術切除の場

合にも行われるものです。病変が良性か、悪

性か、悪性度はどの程度か、浸潤の有無、程

度、腫瘍は原発か、転移か、手術切除の必要

性、手術切除断端や所属リンパ節への腫瘍の

進展の有無、などの重要な判定のための情報

提供をします。

これにより手術方針、切り取る範囲も決定してゆきます。診断の結果次第では、手術を断念する事もあり

ます。術中迅速診断は高い正診率(精度)が求められます。正診率は医療施設によりばらつきがあります。




細胞診断


組織診断は生検、手術材料の組織標本を利用した顕微鏡診断です。一方、細胞診断は細胞個々のレベルで

病変の質を判断する病理診断です。細胞診断には剥離細胞診(喀痰、鼻汁、尿)、擦過細胞診(子宮頸部の

綿棒による擦過、内視鏡などの機器を利用した子宮内膜や気管支粘膜からのブラッシング擦過により得られ

た細胞を調べる)、穿刺吸引細胞診(胸水、腹水などの体腔液、脳脊髄液や嚢胞液の穿刺液、乳腺や甲状腺、

骨髄などから注射針で穿刺吸引された細胞を調べる)、捺印細胞診(生検標本の捺印塗抹材料を対象とする)

などがあります。近年では生検に比べ、穿刺吸引細胞診は(局所麻酔、皮膚切開、止血操作などを必要とする

生検よりも、)手軽に出来、充分精度が高いといわれ、普及しています。穿刺吸引細胞診が陽性で、臨床的に

矛盾しなければ生検の迅速診断を行わずに手術などの治療を進めることができます。穿刺吸引された細胞の

標本は、その取り扱い方が極めて重要になります。標本は診断のより所になります。ちなみに子宮頸部の擦過

細胞診の正診率は99%以上といわれております。細胞診断は一般的に、スクリーニング検査として機能して

おり、細胞診断で異常があれば、可能な限り、生検による組織細部診断が追加されます。生検標本が取れない、

危険なケースなどでは細胞診断が最終診断になり得ます。





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    癌疾患について(お役に立てます様に)



    いまや癌は脳疾患、心疾患を合わせた数よりも多く、癌に対する知識や、症状、予防、検査、療法などを積極的に

    知り、癌を予防し、癌を早期に発見し、癌を早期に治療する事は至上命題といえます。このサイトは、それらの情報

    を分かり易く知って頂き、今後の貴方のあるいは貴方の周りの方々のお役に立てます様に願い作成されました。








    セカンド・オピニオンは貴方の権利です。



    タバコの影響(ザックリした見方)







    * 
TNM分類/癌は進行性の疾患です。TNM分類は多種類の癌を共通の物差しで表現するために開発された国際的

    な標準です。Tは原発腫瘍(primary tumor)、Nは所属リンパ節(lymph node)、Mは遠隔転移(distant metastasis)

    を現します。TX、NX、MXは前記の情報を得る事が難しい状況下の場合に用います。Tis上皮内癌は(carcinoma

     in situ)基底膜を超えて浸潤していない癌、T0潜在癌(occult cancer)は検査では癌細胞を確認するも原発腫瘍

    を特定できない、T1、T2、T3、T4は原発巣の大きさ、深達度、隣接臓器への浸潤などの局所的な程度、度合いを4

    段階で示しています。N0、N1、N2、N3は所属リンパ節の転移の程度を示します。0;転移なし、1〜3は転移の範囲の

    拡大程度、M0、M1は遠隔転移を示します。0;遠隔転移なし、1;遠隔転移あり、これらを組み合わせて表現します。

    原則としてTisは病期0期、M1は病期W期とし0期とW期の間はT、U、V期に分類されます。




    * 
偽陽性と疑陽性/偽陽性は良性細胞を悪性と判断する事であり、疑陽性は陽性かどうかの判定を保留すること。

    細胞診断では良性か悪性かの識別が重要項目となる。悪性は陽性、非腫瘍性ならば陰性、良性、悪性の識別が難

    しい場合には疑陽性と判断され、良性腫瘍が疑陽性と判断される場合もある。陽性及び疑陽性と判断されれば、

    可能な限り、推定病変やコメントが付記される事になる。



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    * 
異型性と異形成/異型性は細胞個々の形の異常を現し、異形成は前癌病変(組織の構築が癌とはいえない程度

    に異常になる状態)のこと。異型度とは癌細胞の核が示す形態異常の程度の事で、癌細胞の顔つきの悪さを数値化

    したと考えればよい。従い異型度は治療方針を決定する際の重要な指標である(例えば、高度の異型であれば/

    異型度4/手術による全摘術が難しい事が多く、生命予後も不良であり、治療方針も放射線療法、化学療法が選択

    される事になる)。一方、異形成とは形は異常であるが、癌とはいえない前癌病変を意味する概念である。WHO

    分類でいう高度異形成は我が国の基準では、癌と判断され、中等度異形成でも、場合により上皮内癌に分類される

    とする病理医も存在すると考えられます。診断書には高度異形成と記述されるか、癌と記述されるかは患者にとって

    利害が絡む可能性がある(例えば保険適用、加入の問題など)が、とらえ方はともかくも、早期に発見し、状況を

    正確に把握する事という観点で、物事が変わるはずは無い。真実は一つです。



    * セカンド・オピニオン/各医療機関でその料金は様々で、統一されておりません。安い料金とはいえませんが、

    セカンド・オピニオンの有効性は96%の方が認められております。近年ではセカンド・オピニオンを求めるのは

    殆ど常識の領域で、当然の権利です。医師の側からそれを確認される場合も珍しくなくなりました。セカンド・

    オピニオンのために主治医や病院に診療情報を請求する際にも、保険が適用されます。(紹介状や必要な検査

    結果の提供も受けられます。/X線、CT、MRI、超音波検査などの画像情報、血液検査結果、尿検査結果などで

    病理標本などの情報が診断に役立つ事もあります。医療機関などのウェブサイトも御活用下さい。)セカンド・

    オピニオンを希望される場合には、事前に充分に当該医療機関を含めた周辺情報を収集して下さい。(セカンド・

    オピニオンを受ける病院に転院したいという希望を持っていると、セカンド・オピニオンを受け付けてもらえない

    場合がある事や、患者さんの代わりに家族がセカンド・オピニオンを受ける時は、患者さんの許可が必要になる

    場合もあります。事前によく調査の必要があります。)


    セカンド・オピニオンを受け付けてもらえない場合の例では、主治医に対する感情的な不満や医療過誤・裁判係

    争中に関する相談、主治医が了解していない、指定された資料・検査データ・レントゲンフィルムなどを提出しな

    い、専門外の相談内容、予約外、医療費の内容・医療給付に関わる相談、死亡した患者に付いての相談など。




    * 
タバコの影響(ザックリした見方)/タバコの煙には4千種類もの化学物質が含まれ、癌で死亡する男性の3

    人に1人がタバコが原因と推定され、癌の原因がタバコであると見られる割合は、肺癌(肺ガン)では72%、口

    腔癌(口腔ガン)・咽頭癌(咽頭ガン)61%、喉頭癌(喉頭ガン)96%、食道癌(食道ガン)48%、胃癌(胃ガン)

    25%、肝臓癌(肝臓ガン)28%、膵臓癌(膵臓ガン)28%、膀胱癌(膀胱ガン)31%と紹介されている。




    * 
集学的治療/単一の治療法で完治が望めない癌は、いくつかの治療法を組み合わせて治療法を検討する事

    が有ります。集学的治療は、夫々の専門分野のエキスパートが、医療チームを編成して治療にあたります。




    
* がん幹細胞/癌細胞で幹細胞の性質を持つものを「がん幹細胞」といいます。この「がん幹細胞」は  { 放射線

    を当てても生き残り、しかも悪性度を増す事もある }  という事を米スタンフォード大などのチームが報告していま

    す。人やマウスの細胞を使った実験により、「がん幹細胞」は正常な細胞や癌細胞よりも活性酸素量が少なく、この

    事(→細胞内活性酸素量が少ない事)が上記の内容に関係していると報告しています。(放射線照射によるDNA損

    傷が軽いという結果になる。)さらに、「がん幹細胞」内では活性酸素を除去する酵素を合成する遺伝子が活発に働

    いているという事も判明したとも報告しています。




    
* 癌治療の前に@/癌治療と心臓病;癌治療に入る前に、体のコンディションを整えておく必要があります。それが

    整えられていませんと、治療計画に大きな影響を与える可能性があります。そのため治療前には心臓病の検査、

    治療が行われるのが通常です。たとえば心臓病の場合、癌の進行や治療のストレスにより心臓病が悪化し、治療

    の中断や変更を余儀なくされる事があります。心臓病の患者さんは心臓病の他に高血圧や、高脂血症(脂質異常

    症)などの危険因子を複数持っている事が多く、癌治療中に悪化する事により、癌治療の継続は困難になります。

    これらの心臓病を持っておられる場合、多くの薬を服用している可能性もあります。たとえば抗血小板剤などは、

    癌の診断や治療に障害となるものもあります。このような場合では、術中、術後に急激な血圧低下、心拍数の変

    化、不整脈などの問題の発生する可能性もあります。服用している薬によっては出血が止まらなくなる事さえあり

    得ます。又、抗癌剤治療の場合では、点滴による心臓への過剰負荷により心臓病が誘発され、化学療法中の心

    停止、突然死が数%の割合で発生することも確認されております。実態調査では1000人の心臓病患者さんの内、

    癌患者さん680名についての結果では、虚血性心疾患65%、不整脈7%、弁膜症2%、心筋症2%、大動脈瘤1.

    5%と報告されており、癌の種別では多い順に肺癌、胃癌、大腸癌、泌尿器系の癌に心疾患が多く認められたとさ

    れております。この様に癌患者さんに特有の心疾患が上げられております。癌の治療の前にこの様な、リスクを除

    くための努力がされますが、心臓病の治療を行う事によりまして、2ヶ月程度の治療の遅延が発生する事があり、そ

    のために癌の手術のタイミングを逸してしまうケースは2〜3割あると報告されております。この様な事情をどうぞ知

    識としてお持ちになっておいて下さい。





    
* 癌治療の前にA/癌治療と口腔ケア;癌の治療をする前には、口腔内の衛生健康を保つために歯周病や歯の

    治療など口腔ケアがとても大切になります。一般的に癌治療中は体力が極端に落ち、口内の細菌のバランスが

    崩れ、カビの一種のカンジタやヘルペスウィルスが増殖し、口内炎が発生します。手術前に口腔ケアを確実に施

    した場合、合併症の発生率は16%ですが、何の手当てもせずに癌の手術に臨んだ場合には64%と大幅なデー

    タ上の有意差が認められているという報告があります。口の中を一度キレイにすると、治療中やその後も細菌感

    染を起こし難いという研究もされており、結果的に食事の再開も早まり、早期退院にも繋がります。歯周病は特に

    肺癌、腎癌、膵癌、血液癌と関係があるという報告があります。これは歯周病が免疫・体の防御システムに影響

    する、もしくは歯周病に関係する菌が直接癌の発生に影響しているかも知れないという研究報告によるものです。





    
* 陽子線治療;陽子線が人体に及ぼす影響・効果はX線を使った放射線治療とほぼ同等です。しかし、陽子線と

    X線は物理的に大きく異なります。X線は照射すると拡散し、体表面近くで最大のエネルギーを発生し、人体を貫

    通します。 一方、陽子線は直進性があり到達距離の調節が可能であり、狙った場所で最大のエネルギーを発生

    させる事ができる。この事により、病巣周囲の正常組織、特に病巣から奥にある深い部位の正常組織に悪影響が

    少ないという、大きなメリットがある。近傍組織への悪影響をコントロールできれば、腫瘍にこれまでよりも多くの線

    量を、均一に照射でき、腫瘍組織を効果的に死滅できる事になります。静岡県立がんセンター陽子線治療科医師

    村山重行氏は「陽子線治療は完治を目指す治療として、選択が可能で、早期の癌を見つけても、心臓が悪い、腎

    臓機能が不十分などの合併症で手術が出来ない場合や、少しでも放射線が当たると成長障害を起こす子供に対

    する治療として効果的である。」としています。 さらに、同医師は「耳鼻科領域でも高い効果が期待できる。頭部で

    は狭いエリアに目、耳、鼻、口が密集し、腫瘍を全部取れば治るとしても、結果的に視聴覚機能を殆どなくすような

    治療には躊躇せざるを得ないが、 陽子線治療であれば、見る、聞く、話すなどの機能温存を図りながらの選択が

    可能となります。 また、陽子線治療に適した臓器がある。肺や肝臓という臓器は、機能が並列している臓器であり、

    一部分を切り取っても残りの部分が機能を補える。この様な臓器は沢山の線量を投与する治療が可能です。その

    一方で、食道、大腸、小腸などの管状で連続している臓器は、余り強く照射して万が一、穿孔や閉塞などが起きて

    しまうと、臓器全体が働かなくなる為に注意が必要になります。従い、治療の対象となるものは、前立腺癌、肝細胞

    癌、肺癌、頭頚部癌の中で、リンパ節転移や遠隔転移が無い癌という事になります。肺癌や肝臓癌など呼吸によっ

    て体内で動く臓器は、呼吸同期照射による対応で息を吐いた状態の瞬間だけ照射する事も出来、一部の頭頚部癌

    では、小さなリンパ節転移があっても、 そこを手術で取る、頚部郭清術を陽子線治療を組み合わせたりする術式も

    可能です。」と述べております。この様に陽子線治療の技術は日本は世界をリードしているとしております。





    
    
* 単孔式腹腔鏡下手術;近年の技術力の進歩により、腹腔鏡下手術も、主力の3〜4箇所の穴を開けて執刀する

    方法から、「単孔式」という切開箇所は1箇所で、 臍の中などに孔を開け、カメラと鉗子を挿入して施術する方法へ

    の検討がされております。 当然ですが、これにより手術跡が残り難く、この分野の技術が進んでいる米国では、(

    特に女性の場合、)この手術法施術を希望される人が増加しています。 日本でもこの方式を採用する医療機関が

    少しずつでは有りますが、導入される傾向にあります。 「この方式はより高度な技術が必要であり、日本はまだ器

    具も少なく、 条件面で整備される事により、 将来的に普及するのではないか」と紹介されております。この技術は

    大腸癌などが対象に上げられております。





    
* 術後突然死;術後の入院で早期に亡くなる方を調べますと、脚の静脈に出来た血栓が肺の血管に詰まって起き

    る肺血栓塞栓症であると判明するケースが多い。 事故は、癌の術後のみならず、股関節、四肢、腹部の術後にも

    多く、整形外科、消化器外科などは注意が必要です。静脈血栓塞栓症は脚のマッサージ、積極的運動、抗凝固薬

    投与により予防効果をあげています。 術後に静脈血栓が出来やすい原因は@血の巡りが悪くなる A血管の壁が

    傷付き、炎症を起こす B血が固まり易いなどが上げられ、 高齢、癌、長いベッド生活が血栓の形成を促進します。

    塞栓症発生率は従来の間欠的空気圧迫のマッサージだけでは19、4%の発生を確認していますが、 抗凝固薬(

    2回/日 ×14日間 皮下注射)併用で1、2%と大きく改善されています。(但し、術後は出血も起き易く、抗凝固薬

    の投与には日本の外科医は慎重で、慣れていません。塞栓症予防ガイドラインでは、脚を圧迫する弾性ストッキン

    グや、 脚に巻いたベルトに空気を送り込む 間欠的空気圧迫のマッサージでの 理学的予防に加え、癌などの術後、

    危険性の高い40歳以上の患者には抗凝固剤を併用する事になっています。)





    * 癌検診;2009年の内閣府世論調査では、癌検診の重要性は97、4%の人が認めているにも関わらず、過去2年

    間での検診実績は、肺癌42%、胃癌38、1%、子宮癌37、2%、大腸癌34、6%、乳癌32、3%となっております。

    一方で、部位別発見経緯別5年生存率では、検診で発見された場合の上記各癌は高率を示しております。 検診以

    外で発見された事例では、肺癌16、3%(検診発見45、8%)、胃癌53、3%(同87、8%)、大腸癌62%(同91、5

    %)、乳癌83、7%(同92、8%)、子宮癌71、3%(同94、1%)と大きな差になっております。米国の場合、検診実

    績は、子宮頸癌83、5%(日本24、5%)、乳癌72、5%(日本23、8%)であり、英国、オランダ、オーストラリア、ニ

    ュージーランドなどでも高い癌検診率になっております。 検診で発見された人の方が、癌が臓器に浸潤する割合や

    リンパ節転移の割合が低い(早期に発見されている)傾向にあります。日本では、2008年のデータでは、近年の傾

    向として、男女共に胃癌は減少傾向であり、大腸癌、肺癌は急激に増加しています。





    
* 意識調査;2009年11〜12月の全国87の患者団体を通じた(約1600人を対象にした)癌患者さんや、 ご家族

    への意識調査では、たばこ対策の強化を望む事を95%が賛成しております。癌治療で悩んだ事を調べた結果では、

    「落ち込みや不安、恐怖などの精神的な事」が64%と首位を占め、次いで「精神的な悩みを相談できる仕組みや痛

    みの緩和ケアの充実を求めている事」も60%と多数を占めました。









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